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9年のバースデーおめでとうございます。今年は(今年も)バースデーには駆けつけられず申し訳ないです。

あなたへの感謝は何年経っても変わらない。病気なんてなりたくないのに、優しくケアしてもらった頃を懐かしんで

再発しても良いやって勘違いするほど

僕は仲間たちの愛に触れ

あなたの優しさに触れました。

およそ7年前に緊急入院していた僕は

携帯を使えるようになってから

仲間たちにメールを打ちました。

しばらく自助活動は出来ない事。

むしろ、どれくらいの余命なのかも分からず、現時点では左目しか見えない事。

そのニュースは親しい仲間たちを通じてあなたに伝わった事と思います。

1ヶ月入院してから関東に戻り、フォローアップの病院でも再度の緊急手術を提案された。

右目が見えない僕には読めないほどの小さな字で、同意書には様々な後遺症、術中のリスクなどが書かれていた。

家族だけでなく仲間たちに手術の是非を問いたく、僕は当時使っていたSNS にミーティングへの参加表明をして

トリムタブ船橋グループへ向かった。

普段居ないはずのあなたはそこに居て

ただボロボロ泣いている僕を見守り

色紙と、みつをさん名言集と手作りのケーキを手渡してくれた。

色紙には、病気になった僕を励ますコメントが集められていた。多くの会場を廻ってくれたに違いない。

名言集は、後に僕も訪問した場所に行かねばならない。

どんな想いでそれを選んでくれたのか。

なぜ僕の苦しみを理解できるのか。

あまり話さず、それでもずっと寄り添ってくれた。

そして、気持ちがこもったケーキは、あれから7年たった今でも過去最高に美味しかった。

僕に、そこまでしてくれる仲間が居る。

親しかった訳でもないのに全力で支えてくれようとする仲間が居る。

そう思ったら再手術を受ける決心が出来ました。

ちゃんと受けて生き残れたら埋め合わせをしよう。

それが僕の決心のトリガーになりました。

担当医いわく再手術を受けなければ生き残れる確率は相当低かったようです。

でも、手術に同意するかどうかは本人任せ。

当たり前の事でも、僕は自分で決める勇気がなかった。

頭を開ける恐怖、見えなくなる、臭いを感じなくなる、後遺症に対する恐れ。

もしかしたら手術しなくても生き残れる可能性を探る・・。

現実離れした妄想が頭を支配する。

あなたは、分かっていた。

再手術を受けるべきだと。

今、僕が生きているのは、あなたを含む、あの時、あの会場にいた7人の仲間、東北の病院に駆けつけてくれた仲間たちのお陰です。

言葉ではお礼を尽くせません。

僕は感謝の意を示し続けます。

僕は感謝をすぐに忘れてしまうからです。恥ずかしくても文字に残します。

これが7年前の出来事であっても20年前の出来事であっても。

感謝を示すべき僕は、この7年間で、あなたのバースデーへ参加出来たのは3回しかありません。

1回は個別に出来たから4回とカウントしたいけど(笑)。

来年こそは!→宣言です。

今では毎日、小さなグループLINEで毎日連絡を取り合っていますね。

1日を前向きに振り返る。

少し強制的にでも僕には欠ける感謝の気持ちを毎日持つ。

この大事な作業に付き合ってくれています。

ありがとう。

調子の良い日も悪い日も。

いつもいつもありがとう。

今年は全国の集いの事務局としても

お世話になりました。

一緒に前夜祭の会場に話を聞きに行き

流れで、やっぱり唄い、分かち合う。

楽しかった。

食べ放題じゃない!ウソでしょ!は有りましたが結果オーライ。

売店で食べ物を買う仲間たちと偶然であっても分かち合うキッカケになりましたね。

あなたのバースデーは、人が多すぎて長い話が出来ません。

僕が、かいつまんで感謝を述べても、こんなに長いストーリーになります。

と書きながら1つ思い出しました。

8年くらい前でしょうか。

木曜日の椅子のない畳の会場で端の方に座りニコリともしないあなたは

明るいオジサン仲間のバカ話を聞いた時、手でクチを隠しながら、クスクス笑ったんです。

帰り道、僕らの話題は、笑ったあなたの話題でした。

どうやら冗談が好きらしい。

それくらいの距離感だと思ってたあなたは、本当は、あの頃から仲間たち、僕に心を開いていたんですね。

このブログで、あなたへのバースデーコメントを送るのは今年限りにしたい。

来年からは会場で。

一言でも直接伝えられたらと思います。

お互いにクリーン10年に向けて。

これからも共に。

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