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最近、ある旧友と連絡を取り合っている。その旧友は女性である。

中学・高校が一緒、いわゆる旧友ではあるが、幼馴染みではない。

彼女は学校のアイドル的存在。

40を越えた現在も見事な美貌を保っている。

僕は何の為に彼女とコンタクトをとっているのか。

自分の成長のために、敢えて過去に遡り、フタを開こうとしている。

彼女(Mさん)は僕の色恋を長年に渡って知っている貴重な人です。

でも、まともに1対1で話をしたのは知り合って30年近く経った今年。

僕自身の回復に伴い、見なくて良かった部分を見つめなくてはならなくなった。

その為にMさんと話ができる状態にしておかねばならなかった。

ブログに書いたA君、好きな人かぶりの1人目も2人目の時も、Mさんは比較的近くに居た。

それでいて会話を交わしたことは、あまり無かったという不思議な距離感でしたが、それは後述します。

結局、高校の時の僕の親友がMさんを射止めたが

友人の多くがMさんを好きになり告白できなかったりフラれたりしていた。

僕は友人たちとの繋がりを大事に考えて親友とも近づきすぎないようにしていた。

そしてMさんとも一定の距離を取っていた。そんな関係だった。

僕が最近連絡した内容はこうだ。

【東京で高校のプチ同窓会があった、僕は高校の頃の記憶が無い(意図的に消していた)

いつか会える機会があれば会いませんか?あなたの話も聞きたいし僕は過去の繋がりを復活させたい。】

なるべく意図が伝わるよう、なるべく短く、なるべく素直に書いてみた。

このメールについては後日、Mさんが、『さち君の、あのメールを見て絶対早めに連絡しようと思った。気持ちが伝わる文面だった』

と振り返ってくれた。

僕は地元で彼女とコーヒーを飲みながら話した。

Mさんは、僕の過去を知っているだけではなく、その相手の親友でもある。

関係図を2つの時代で書くと、こんな感じ。

中学生時の登場人物:

僕、友人A、Mさん、Kさん、友人たちZ群

僕&友人A→Kさんラブ。※僕優位

友人たちZ群→Mさんラブ ※叶わず

K とMは親友

高校時の登場人物:

僕、友人A 、親友B、Mさん、Kさん、Sさん、ライバルX、友人たちZ群

僕&ライバルX →Kさんラブ ※ライバルに敗れる。その後、、

僕&友人A→S さんラブ ※僕が勝つ。二回かぶりで学校中の男子から僕は嫌われる。

親友B →Mさんゲット

友人たちZ群虚しく散る。

なんと、親友B はSさんと幼馴染み

そして、親友B はライバルX とも幼馴染み。※これは今回知った事実。

M さんからみると

さち君はKに手を出して友人を裏切り、彼氏Bの幼馴染みのXに敗れ、その後同じく幼馴染みのSと付き合い

結果的に学校に来れなくなった。というところまで知ってたようだった。

M と僕と親友Bは、3人でBの家に居ることがあった。気まずくなると、僕が先に家に帰った。

僕は一度、M に謝らなければならない出来事があった。

朝、家を出て学校に向かった僕は、やはり学校には行けず、欠席連絡をしないままBの家に行った事があった。

Bのお母さんは、僕の顔を見て『どうするの?休む?』と聞いてくれた。

僕は声も出さずに頷くと、学校に連絡してくれる。もう何度もお願いしていたのでお互いに慣れていた。

B は学校に行かずに寝ているという。

こっそり2階に上がり寝起きドッキリをしようと部屋に入った僕は

まさに昨晩、ラブ×2してた2人の寝姿を見てしまった。

当時18歳。

プチ・パニックの僕は強めにドアを閉じて足音構わず下に降りた。

『やっぱり学校に行ってくるね、おばさん』

母にも言ったことの無いセリフをB のお母さんに伝え飛び出した。

僕がMさんとの距離を保っていたのは、この件が大きく引っ掛かっていたのかもしれない。

これまでに何回も地元に戻り埋め合わせの機会を戴いたもののMさんには会えなかった。

だから、今回、あの日の出来事について敢えて話してみた。もう25年以上も前の話。

覚えてないかもしれないし・・と期待しつつ。

彼女は覚えていた(^_^;)

変な日だったことだけ記憶してたみたい。

ドアが強めに閉まり足音が聞こえた日。お母さんは、そんな事しないし弟は、むしろ、部屋を開けたりはしない。

なんなんだろう。と思っていた記憶が甦ったようだった。

僕は、改めて謝った。

『そう、あの犯人は僕です。僕はパジャマが脱ぎ捨てられた部屋に入り、寝ているMさんをチラ見どころかガン見しました。

今さらですが。あの時はごめんなさい。』

Mは笑った。言わなくても良いのに~。でも何で、そんな話をしようと思ったの??

『僕の高校の時の記憶が断片的に戻ってきてて、すごく多くの人を傷つけたと思う。

でも、僕には気づいて無いことが一杯あって誰にどう会えば良いか分からない。

貴女を入口にして申し訳ないけど、僕に必要そうな人を紹介して貰いたい。

何かを思い出して自分が誰かを傷つけていたなら今回みたいに謝りたいから。』

コーヒーを飲みながら話す内容では無かったかもしれない。

でもM さんは僕の気持ちに応えてくれた。

『さち君、中学の時から、ずっと厳しい人で、キライじゃないけど好きなタイプじゃなかったんだ。

Bに親友だと言われた時も、なんで、さち君なの?って、思ったんだ。

でも、、、こうやって話してると、すごく素直で、なんだか印象と違った。協力するよ』

短く感じたコーヒータイムは3時間だった。LINEの交換をして、その日を終えた。

僕は浮気がしたいんじゃない(笑)。

タイトルと内容から、いつか僕が色恋沙汰に発展すると思ったら大間違いですよ。

だからMさんにも確認済み。僕が危険だと思ったら離れてほしい。

M さんは言う

『さち君に危険性は感じない(笑)。そもそも若さがなくて、落ち着きすぎだし。』

大人な話とは

若気の至りを大人になって話せたという事実。MさんはMさんで、僕が中学の頃から女性に手出ししていたのを

被害者というか、女性側から聞いていたようで、それが僕との距離を決めた理由だったようでした。

僕は、すっかり忘れてた女性関係を事細かに覚えていてくれた。

きっと、そういう目で見てくれているから、僕はMさんに協力を依頼したのかもしれない。

後日、MさんからLINEが来た。

MさんとKさんのツーショット。

30年も経ってるのに、やはりKさんも美人だった。

『相変わらず2人とも美人ですね』

と返信すると、さすがはアイドル。

『ありがとうございます。』と

言われ慣れている様子の返信。

僕の乗り越えるべき過去は決まったようです。

目的は1つだけ。

次々に切ってきた過去。

逃げまくってた過去を清算したい。

それは回復1~2年では不可能だった。

3~4年目では、友人A にやっと謝れた。

6年目でプチ同窓会に参加できた。

9年目で、やっとチャンスを掴んだ。

2019年6月26日。

自助会で9年のバースデーを迎える。

僕は、もう一歩踏み込んで

【これまで続けてきたこと】に

自信を深める努力を続ける決心をする。

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