喉ボトケを横切るヒゲを見て驚いた。4センチに伸びたヒゲに僕は気がつかなかった。

これは普通の人が聞けば笑い話だ。何でもない、ごくたまに起こりうる笑い話。

でも僕にとっては事件だった。恐怖だった。

今朝見た夢は、僕の右ヒジから30センチくらいの毛が生えていて、抜こうと思ったら

皮膚がちぎれて血まみれになったという、くだらない悪夢だった。

そう、普通の人にとってはくだらないことでも、僕にとっては恐怖なんだ。

エアコンが効いている部屋で汗ビッショリなのが何よりの証拠。

考えてみた。

加齢は僕に変えられるのか。

何が怖いのか。

なぜ嫌なのか。

あがなう意味。

妥協しながら受け入れる条件は。

 

そして1つの答えに辿り着いた。

僕は様々なコンプレックスを乗り越えて

変えられないコンプレックスは隠してきた。

周りから見れば強い人だ。弱みを見せないから。

そもそも楽しそうなピーターパンでした。僕は努力でピーターパンを維持してきました。

だから加齢に耐えられず25歳を超えた時点で自死をイメージする毎日でした。

加えてAC、ギャンブル依存がヒドく生きる意味を見失っていました。

 

自助会で12ステップを学び、ありのままの自分を受け入れ自分の事が好きになりました。

少しずつピーターパンは歳を取り、自慢の長いまつ毛にも白髪が混ざるようになりました。

僕は【若々しくしたい】という自分の本質を変えることは出来ません。

これはギャンブル依存症がギャンブル好きなのは変えられない教えと一緒です。

だからこそ、若々しくしようとすることをやめます。

充分に年齢マイナス8歳くらいで見られるし、それで良いんだと思うようにしました。

なぜ、そういう結論にたどり着いたか。

 

僕は子供が成人するまで死ねません。

障がい児の親として役目を果たしたいと考えています。その考えをド真ん中に持ってきた時

ピーターパンの生きづらさは手放したいと考えたからです。

全部がほしい。そんなワガママが通らないのは48年の人生で、よく分かってます。

だからこそ、冷や汗をかいてでも、僕は、そんな僕を受け入れようと思っています。

今日はね、大事な仲間のお別れの会(仲間に看取られながら病死)なんです。

そんな日に1つ大事な気づきを得られました。

仲間が天国から気づかせてくれたのかもしれない。

そんなことを考えながら僕は、ありのままの自分を受け入れる決心をする。

最新情報をチェックしよう!

カウンセリングについての最新記事4件

Created with Visual Composer