(さちより。はじめに)

なるべく原文のまま掲載しております。

自虐の逆で掲載に悩むほど誉められてますが

そういう人も世の中にはいるという事で(≧▽≦)

(てにをは&文章区切り&場所が特定される表現は変更しております)

↓↓↓

こんにちわ。

久しぶりに、さちさんに連絡してみたら私は回復してないのにw

現在までのことを書いてほしいとお願いされたので書かせてもらいます。

私はある地方のショッピングセンターでパート勤務しています。

年齢は言いたくありませんが、昭和後半生まれです。

パチンコを止めてからは4月で4年になりました。

パチンコにハマっていたのは約15年です。家の金庫に入っていた両親の貯金は全てパチンコで使ってしまいました。

今は親にお金を管理してもらい給料も渡して生活に必要なお金だけ持つようにしています。

パチンコがしたくて金庫にある現金を持ち出して使ってしまい、そのたびに何度も親に連れられて病院へ。

パチンコ依存、鬱、SADで強制的に何度も入院していました。

入院は私にとって地獄でした。

パチンコにも行けないし、朝から寝るまで自由時間がなくてグループワークもあるし

薬でボーッとする時間に先生と話さなきゃいけなかったり眠くても寝られないのが嫌でした。

何とか病院から出たくてパチンコは面白くない、もう止めようと思うと先生にお伝えしましたが

思った通りに退院は出来ませんでした。

何回も入退院を繰り返すうちに先生にウソをつくのも面倒くさくなったので

1日でも早く出られるように大人しくしていました。

そんな日々が9年前から4年前まで続きました。友達たちは旅行したり、結婚して子供もいるのに

私は何をやっていたんだろうと考えると生きるのに疲れてました。

そんな中、ネガツイで荒れるコミュニティサイトで色んな人に声をかけて

前向きなコメントをするさちさんを知りました。

日記で鬱やSAD、ギャンブル依存についても書かれていたので

ギャンブル依存症の本人だと分かりましたが、全然困っていない様子だったので興味を持ちましたが

さちさんが自分を呼ぶときに 僕 と言ってましたが名前がさちさんだし

写真がわんちゃんなので性別は女性で心が男性なのかな?男性なら友人申請はやめておこうかな。

と思ってましたが、もし本当は嫌な人ならすぐに拒絶すれば良いし、と友人申請をしました。

軽い感じで、よろしくね(≧▽≦)♪ と返信があったので男性か女性か関係なく悪い人ではないと思い、そこからフォローをはじめました。

※少しだけ、さちが訂正⇒わんちゃんではなく、ウサギ(マメちゃん)です。

さちさんがギャンブル依存症の自助グループのイベントで近隣県に来ると書いていたので

自助グループのイベントに行ってみました。

自助グループに行ったことはありましたが男性ばかりで

怖いのと家から1時間以上かかるので、2回だけ親に連れて行ってもらっただけで、やめていました。

でも、せっかく近くに来るなら、さちさんに会いたいと思ってイベントに行ってみたんです。

驚いたのは、さちさんは女性ではなく男性でした。いかにも体育会系です!という感じでした。

スピーカーも引き受けて話されてました。

関東から来た人以外にも多くの人を知ってるようでしたので

私は声を掛けられませんでした。

イベントが良かったのもありますが、父がすぐに出たがったので声をかけずに帰りました。

イベントが終わってから、実はイベントに参加していたんですとさちさんに伝え

男の人じゃないですか〜だまされました!と言って勘違いを伝えました。

一言も女性って言ってませんけど〜!って変わらずに軽い感じの返信をもらいました。

それが、さちさんと距離が縮まったと思った瞬間でした。

でも、その後も地元に帰ってからは何も変わらず、鬱とSADが強く出てパチンコに入り浸り、入退院を繰り返していました。

私の住んでいるところから歩いて10分でパチンコ屋があります。彼氏と一緒に通ったのがキッカケで

パチンコが止められなくなった場所です。

金庫の現金をこっそり借りたのが見つかってしまい親が迎えに来たのも、そのパチンコ屋です。

時短が終わるまで待ってもらってから換金して、そのまま病院へ行き入院になったこともありました。

私はどうしようもない人でした。

近くに自助グループが無くて、自動車免許も持ってないので遠くにも行けない。

どこに行くにも親と一緒。

死ぬしかないのかな。

と思った時に、コミュニティサイトからの通知で、明日はさちさんの誕生日です。と出てきたのです。

久しぶりに連絡してみよう。

2017年4月3日の出来事です。

誕生日のお祝いコメントと自分の状態を連絡したら、さちさんから熱いメッセージが返ってきました。

(僕からのメッセージ全文が載ってたので、さち編集)

(略)

僕に連絡出来たって事は死にたいんじゃなくて生きたいんだよ。

生きる為にどうしたら良いか?ってことだよね。

簡単、簡単。僕に頼ろうとしたように仲間に頼れば良いんだよ。

近くに頼れる自助グループがないならオンラインでも良いんじゃない?探そうか?

(略)

提案が具体的で、言葉のパワーに圧倒されて、しばらく返事が出来ませんでした。

調子が良くなってから、提案されたオンラインのグループに参加してみましたが

実家のパソコンでは親が聴いているので正直な話は出来ませんでした。

さちさんは、いつも直球で教えてくれるのですが

パチンコから離れる為に仲間たちと正直な話合いをしたい。

でも親が近くにいたらプライベートな正直な話は出来ない。

自分の部屋でミーティングに参加したいからスマホが欲しい、と親に伝えてみよう。

とアドバイスをもらい、そのまま伝えたらスマホを買ってくれました。

私がいま参加しているのはギャンブル依存症ではなく、アダルトチルドレンの自助会です。

ギャンブル依存症のオンラインミーティングでもパチンコの演出や、勝った、負けたとか言う人が居たのです。

その人が話している間は音量ゼロにして漫画を読みながら過ごしたりしていましたが、直接連絡してくるようになったのでグループを離れました。

不思議なことにパチンコの話をACメンバーにしても共感は得られませんが、似た感覚を持つ仲間がいる。

私は独りじゃないと思えたらパチンコへの衝動が起きなくなりました。

モヤモヤする時には仲間に電話して3時間くらい話し込んだり

コロナ前は、近くまで遊びに来てくれたり、今は会えませんが大親友の付き合いをしています。

親にお金を返す為に、近くのショッピングセンターで働き始めました。

親との関係、仕事と仲間との繋がりだけでも忙しいのに

なんと職場で出会った人と付き合って、つい先日婚約してしまいました。

病気もあるし、依存症、ACなんて結婚しても幸せになれないと思ってました。

でも仲間たちは「大丈夫、チャンスだよ、やったね」と後押ししてくれたので勇気をもらいました。

親も諦めていた娘の結婚でしたので、彼の申し出を喜んでくれました。

2021年4月3日、今年も、明日はさちさんの誕生日ですと通知がありました。

2018年の4月4日に、さちさんに1年間パチンコが止まった連絡をして以来ですので3年ぶりに連絡してみました。

あれから、こんな事があって、親友とか仲間ができた。それから婚約しました、誕生日おめでとうございます!

と連絡したら【すごく良い人生ですね。その回復のストーリーを書いてください】ってw

コミュサイトにはブログやると書いていましたが、初めて拝見しました。

さちさんぽくて熱いw

私は12ステップをやった人ではないので回復している人たちとは違うと思います。

今はSALTを避けながら幸せな時間を増やしていて、幸せな時間を奪われたくないからパチンコをしない生活を選んでるだけです。

早く新居に引っ越せれば、もう少し心が軽くなるかもしれませんが、再発しないように仲間には頼っていきたいと思います。

そのキッカケをくれたさちさんには本当に感謝します。

あと1つ、私のパチンコをしないカウントアップを4月4日スタートにしました。

最後にパチンコをやったのは2017年3月の後半ですが、さちさんの誕生日と合わせておけば忘れないですから。

来年はストーリーを書きませんがw

また連絡します。

さちさん本当にありがとうございました!

最新情報をチェックしよう!

仲間たちの雨のち晴れの最新記事4件

Created with Visual Composer