2010年6月19日

駅一つ離れた場所で1000円カットで髪の毛を切り

その足でパチンコ屋に向かう。

ギャンブル依存症の末期。

勝ち続けるしか借金返済の方法はなく

その裏、実は勝っても返せる見込みなんて立っていない。

いつ死のうか。どうすれば

アイツは良いヤツだったと言われながら死ねるのか。

そんなくだらない事ばかり考えながら過ごした日でもあった。

あれから12年。

回復というか成長のプロセスについては

今まで幾多の発表の場で語ってきたので

このブログでは控えますが

今は、目の前の困難に立ち向かい乗り越えて成長していける自分がいる。

ちょっとずつ難しくなる困難も仲間が助けてくれる。

仲間の範囲が拡がって

依存症の仲間たちだけじゃなくて

仕事の仲間だったり

カウンセラーの仲間だったり

障害児の親たちの中でも仲間がいる。

僕の周りは仲間たちで溢れている。

 

正直でいることは恥ずかしい事ではないと知った。

心を開いた時に僕は孤立した自分を解き放った。

やる気を出してプログラムに取り組んだら道が拓けた。

 

様々な場面に関わってくれた仲間たちに感謝しかない。

 

これからの僕について。

来年度以降は(無償だから)今までで最もキライだった

オヤジの会へ参加する決意を固めています。

学校のために何かを作る。学校のためにイベントを開催する。

このキライだった事も自助会や仕事で学んできたんでしょう。

来年度、立候補するつもりです。

 

次にJIJO会の復活を目論んでいます。

コロナ感染リスクの責任が取れない事と

会社における立場を考えて立ち消えさせてしまったのは

もったいなかったなぁと感じています。

依存症の12ステップは素晴らしい効力を発揮しますが

そもそも人格形成する上での親子関係や社会的抑制が

海外と日本では異なるためベースにある苦しみの種類は異なります。

それでもステップ1が100%入れば、棚卸しも進むかもしれませんが

少しでもモヤッとした人がいるなら他の自助会も行ってみたほうが良いと思います。

僕はワガママなので

僕のような狂った人に響く方法を

心理学や、その他プログラムから探して分かち合いがしたいんです。

いつになるか分かりませんが復活をお待ち下さい。

 

最後に

コロナが分断した人と人との距離が少しずつでも縮まって

泣いている仲間にハグしたり

喜んでいる仲間と笑い合ったり

互いの目を見て語り合えるような

そんな日々を迎えたい。

13年目突入!ってことで

皆さんこれからも宜しくお願いします(^∇^)ノ♪

最新情報をチェックしよう!

ギャンブル依存症についての最新記事4件

Created with Visual Composer