僕たち少数派は白組。
大多数の人は紅組じゃなく黒組。


大多数の中に放り込まれた僕たちは
圧倒的な闇の中で輝きを失い
染まり切るまで指導を受ける。
秩序。組織。常識という名の下に。

多くの白組の人たちは
ドロップアウト。
輝ける場所を探して
自己実現の道を探った。

残った白組も引き止めなかった。
お互いに、生きやすくしていこう。
その合言葉は僕たちのド真ん中だった。

残った僕は、心臓部あたりに
白色の輝きを隠しながら
いつか黒組も気づく日を待っていた。

俺たちは白色には染まらない。
混ざってグレーにもならない。
黒こそ最強。

そんな人たちと過ごす日々は
ストレスでしかなかったが。


しかし新型コロナが
それまでの常識を一変させた。

会いたくても会えない。
そんな日が3年近くも続いている。

情報発信が必要な組織として
どんな手を考えるか。
何を発信していくべきかを問われた。
そんな時、生き残った白組は強かった。

少数派は貴重な人財として扱われ
黒の組織の中で、水玉模様のように
配置されはじめた。

白色の水玉軍団は輝きを解き放ち
キレイなコントラストを描き始めている


ここまで14年掛かった。
仲間は1/10に減った。
でも、変わった。
長かった。

これは勤め先に関する
僕なりの現在地の話です。


もし、僕が自助会を経験せずに
12ステップにも出会えてなかったら
どこかでドロップアウトしていたと思う。

苦手な人たちと居ることが苦痛だったし
埋め合わせやアサーティブを経て
生きやすさを求めようと思ってなかったと思う。

ドロップアウトの先で
お金に絡んだトラブルを起こし
自分の人生を終えようとするか
牢獄にいるかのどちらか。


皆さんへ
「生きやすさ」を教えてくれてありがとう。

言いっぱなし、聞きっぱなしで
グチを聴き続けてくれてありがとう。

間違えそうな時、アドバイスしてくれてありがとう。

僕の人生は、回復のためのプログラムで
人生が好転する多くの仲間たちと同じ一例

今では珍しい事ではありません。

僕がギャンブル依存症であっても
僕がACであっても
僕が悪性腫瘍からのサバイバーてあっても
知的障碍の子がいても

【必ず】幸せを手に入れることは出来るんです。

悩み深き人生を歩み
不幸な日々を過ごしてる人たちへ。

真剣に回復のためのプログラムに
取り掛かってみてください。

忍耐は必要です。ヘタしたら14年間(笑)

止まない雨は無いのだから
必ず晴れる日が来ます。

それを信じて今日一日をお過ごしください。

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