雨は止む、必ず晴れる

今日は、幼馴染Aの命日。


ギャンブル依存の罪に耐えられなくなったのか

運悪く命を落としたのか分からないが。。

Aは自動車事故を起こして亡くなった。

盆休みで帰省した僕は母から聞いていた。

無職だったAが親へカネを無心するようになった。毎日パチンコに行ってるようだと。

僕は母に伝えた。いつか分かち合える日が来る。

Aの親に伝えてほしい、ギャンブル依存は回復する事ができるよ!と。

自助会のパンフレットやハンドブックを置いてきた。

そして半年経って事故死のニュースを聞いた。

僕は彼と分かち合えなかった事を悔んだ。


そして母に再度聞いてみた。
Aの親は僕が置いていったハンドブックを見て、どんな反応だったのか?

母は言った。あなたの事は伝えていない。


自分の息子が依存症とか病気だなんて
恥ずかしくて言えない。

当時の僕は愕然とした。
母の理解が得られなかったこと。
依存症の息子が恥ずかしい存在であること。

しばらく怒りの感情が沸き上がり
母を責める気持ちが強くなっていた。

あれから6年経つ。

今思えば
気になるなら自分で伝えに行けば良かった。


他人任せにして、その人を責めるなんてお門違いだった。

息子を自慢に思うからこそ
他人様に弱い部分を隠したい気持ちも分かる。

自分の育て方が間違っていたなんて考えたくもない。

(実際は育て方の問題ではなく子供の感じ方の問題)


うちの子もイケメン推ししてるけど
障碍を前面に出すと話題が暗くなりがちだから。

僕はAの死という変えられないものを受け入れずに母を責めた。


変えるべき自分の行動を変えずに後悔した。

変えられないものと変えるべきものを見分ける賢さは、すぐに手に入れられない。

だからこそ日々、1日を振り返り

神様とのパイプを磨き続け必要がある。


変えられないものと変えるべきものを見分ける賢さを100%獲得できる日は来ない。

僕たちに出来る事は限られている。

間違いに気づき正していく。
日々成長出来るよう祈り24時間を大切にする。

Aは命を賭して僕に大事なことを伝えてくれたのかもしれない。

ご冥福をお祈りするよ。


僕がそっちに行ったら教えるよ。

僕もギャンブルめっちゃ好きなんだよ。

でも君を苦しめたギャンブル依存症は

回復できるんだよ!ってね。

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