2年経った僕は過去のペースを越える勢いで旅に出る。体調を気にしながら活動してきた2年間。
会社も気を遣ってくれた2年間。傷跡を隠す必要もないくらい髪の毛は生え揃い僕は少し解き放たれたかった。
キャッチ画像はグアム。
富士山を始め山々にチャレンジ
行きたかった水族館、旅行先
妻の看護に感謝。二人で色んな所に行ってみた。正直、再発しても後悔しない生き方を二人で実践してたのかも。
そうこうしているうちに結婚15年目。
40を越えて授かった天使。
ガンの告知を受けた時、僕は神様に見棄てられたと感じていました。
どうして僕なんだろう、どうして37歳で・・・。
自分の人生を嘆いていた時期がありました。治療がキツくて落ち込んでいた時期がありました。
そんな僕は妻に支えられ、家族に支えられ、友人に励まされ、仲間に助けられ、先生に治療してもらい
子供に希望を授かり僕自身が患者たちの光として輝いていく必要性に気づかせてもらいました。
生きる。
今がある。
当たり前のように皆、生きていて泣いたり笑ったりしてるのって実は奇跡なんです。
生きるために必死になってる人もいる。どんなに頑張っても命の灯火が消えてしまう人もいる。
そんな中、僕は【生きている】
これが奇跡ではなくて何だろう。そう思えたら僕は今ここ、この時の時間を大事に生きようと決意できた。
もし、明日に希望なく、将来に見通しなく、過去が悲惨と感じている人がいて、このブログにたどり着いたなら考えてほしい。
好きな時間に起きて、ご飯を食べて、テレビを観て、お風呂に入って、家族や恋人とケンカして、泣いて笑って
悩んで、苦しんで、慰められて。。。
その生活(生きる・活きる)の一場面の全てが大事で全てが奇跡だと思いませんか?
1日24時間しか無いんだから、なるべく楽しんで、なるべく笑っていましょう。
笑えない状況でも、きっと貴方自身の晴れの日、射し込む光を見つけられるはず。
僕の人生は雨続きだと思っていました。
これ以上雨が降らないように生き方、考え方を変えたら人生が晴れてきました。
まだまだ人生は続けられそうですが、少しくらい雨が降ってもまた晴れます。
僕の人生は雨のち晴れでした。
貴方の人生も、きっとそうなる。
僕はそう信じて、雨が降っても止んでも、このブログを綴って皆さんに報告していこうと思っています。
授かった子供には障がいがありますが大丈夫です。僕の子ですから。彼の将来も晴れ渡ります。
脳腫瘍に関するブログの更新は、あまり頻繁ではないかも知れませんが、気づいた事はアップしていきます。
これからも応援をよろしくお願いします。